世界初のデジタル・プログラム可能ロボットとされるユニメイトは、ジョージ・デボルが1954年に特許出願し、1961年に認可された発明品だった。このロボットは最初、ゼネラル・モーターズに3万5000ドルの損失を覚悟で売却され、産業オートメーションの幕開けを示した。
ユニメイトは、ニュージャージー州イーワィング・タウンシップのGM工場に導入された。約1225キログラムのこの機械は、金型から部品を取り出し、車体に溶接するといった危険な作業に使われた。これにより、有毒な煙への曝露や四肢の損傷といったリスクから作業者が守られた。
オリジナルのユニメイトは、2つの大きな箱と1本のアームで構成され、作業内容はドラムメモリに記録されていた。間もなくクライスラー、フォードを含む他のメーカーもユニメイトを導入し、数百台のロボットアームが産業現場に広まった。
1966年、ユニメイトはコネチカット州のユニメーション工場で本格生産を開始した。同年、ジョニー・カーソンの『トゥナイト・ショー』でビールを注いだりゴルフをしたりする姿が放映され、世界中の視聴者に知られ、ポップカルチャーにも登場した。
