Sikorskyは、DARPAのEarly VTOL Aircraft Demonstration(EVADE)プログラムの一環として、Nomad 100という次世代ドローンの初の地上試験および飛行試験を完了した。このドローンは、従来の航空機が到達できない地形や艦船、過酷な気象条件下で、補給および偵察任務を遂行するよう設計されている。ローター・ブローント・ウィング技術を採用したこの機体は、固定翼飛行時により高い速度と航続距離を実現する。

Nomad 100は、SikorskyのMATRIX自律飛行システムを搭載している。このシステムは、パイロットが飛行の各段階を手動で操作する必要なく、高レベルのミッション目標を設定できるようにする。MATRIXはこれまで500回以上の試験と1,000時間以上の飛行時間を経て検証され、20種類以上の異なるプラットフォームで使用されている。

Sikorskyは、このドローンを将来的な軍事作戦で、有人・無人プラットフォームと連携して運用されるシステムと位置づけている。次段階では、ドローンはより複雑なシナリオを模擬する政府試験施設に移される。