Silaは、ワシントン州モーゼスレイクの施設で生産するシリコンカーボン陽極材料の生産能力を数十ギガワット時レベルまで引き上げる計画だ。同社の材料は、従来のグラファイト陽極と比較して40%多くエネルギーを蓄え、より高速で充電可能だ。この特性は、電気自動車以外にもデータセンターや再生可能エネルギー貯蔵システムにも価値をもたらす。
米国での電気自動車販売は近年減少しているが、グローバル市場では年間27%の成長を記録している。中国がグラファイトサプライチェーンを支配する中、西洋の生産者は代替材料へとシフトしている。Silaの技術は、この穴を埋められる数少ない解決策の一つだ。
同社の創設者でCEOのジーン・ベルディチェフスキーは、テスラの最初の7番目の従業員だった。15年間の研究を経て2023年に生産を開始したSilaは、メルセデス、パナソニック、Whoopなどに材料を供給している。今回の資金調達は、Atreides ManagementとSutter Hill Venturesが主導した。
