スイス連邦工科大学(EPFL)の研究者は、衝撃と疲労に強い3Dプリンティング可能なエラストマーを開発した。この二重ネットワーク粒子エラストマー(DNGE)は、硬いエラストマー粒子を柔軟なネットワーク内に配置することで、機械的応力を分散させて衝撃と疲労の抵抗性を高めている。
DNGEは、同等のエラストマーに比べて3倍以上の疲労抵抗性と15倍以上の耐久性を提供している。これは、応力中に硬い粒子が柔軟な材料に荷重を伝えることで実現可能となる。衝撃は、直接進むのではなく、柔軟な領域を通過する必要がある。
研究者は、この技術が柔軟なロボティクス、ウェアラブルデバイス、医療用途での応用を容易にすると予想している。また、将来的には、生物分解性およびリサイクル可能な材料で製造されたDNGEが環境に優しいものとなることを期待している。
