バリー・アヴリック監督のドキュメンタリーは、85歳のダーレン・ラヴがフィル・スペクターの1960年代初頭のヒット工場で『He's a Rebel』『He's Sure the Boy I Love』『Christmas (Baby Please Come Home)』といったクラシックの歌声となったにもかかわらず、その名前がクリスタルズやボブ・B・ソックスといったグループ名義でクレジットされていた実態を明らかにする。

ラヴは、スペクターが女性ソウル歌手を交換可能なパーツのように扱って自分を際立たせ、印税を遮断し、人種差別的な態度で「契約奴隷」同然の扱いをしたと証言している。

また、1966年に『River Deep, Mountain High』のレコーディングが予定されていたラヴが直前でティナ・ターナーに差し替えられ、この変更がスペクター時代の終わりを招いたとの主張も検証されている。