テキサス州オースティンのアパートに住む人物の足の付け根で見つかったダニが、軟ダニによる再発性チクニア熱(STRF)と関連していることが判明した。この事例は、感染した軟ダニが農村地域だけでなく、都市部や家屋内でも存在する可能性を示唆している。

ベイラー医科大学とテキサス州保健サービス局の研究者らは、この事例を『Open Forum Infectious Diseases』誌に発表した。ダニはテキサス州保健サービス局の動物由来感染症管理課に送られ、STRFを引き起こす可能性のある細菌を運ぶ可能性があると警告された。その後、ベイラー医科大学のジョブ・ロペス博士の研究室で行われた検査により、ダニがオルニトドロス・トゥリカタ種に属し、ボレリア・トゥリカタ細菌を運んでいることが確認された。

患者はダニを見つける数週間前から高熱、震え、疲労、頭痛、吐き気、悪寒などの症状を経験し、その後顔面麻痺を発症した。患者は複数回救急室を受診し、入院する必要があった。医師らは患者をライム病を含む様々な感染症の検査を行ったが、確定診断には至らなかった。