TSMCは、AI関連チップ需要の増加を受けて、2027年初めから7nmおよびそれより微細なプロセス技術のチップ価格を最大10%引き上げる計画だ。この値上げは、Apple、Nvidia、Qualcomm、Googleなどが使用する先進チップに適用される。12nm、16nm、28nmといった成熟プロセスのチップも影響を受け、センサーや低電力デバイスのコスト上昇が生じる可能性がある。
同社は、顧客の元請け注文を上回る需要に対して、さらに10~15%の追加値上げを適用する可能性もある。この措置は最終製品の価格に直結し、高性能PC、スマートフォン、ゲームコンソールなどの価格上昇を招くだろう。
TSMCは、AIチップに対する需要の持続的な増加と生産能力の制約を踏まえてこの価格改定を計画している。DRAMとNANDフラッシュのメーカーはすでに価格を5倍に引き上げており、TSMCのこの動きは、電子機器のサプライチェーン全体の圧力をさらに強める可能性がある。
