東北大学主導の研究で、植物の乾燥耐性を高める新しい分子クラスが発見された。この分子は気孔を閉じることで水分損失を減らし、乾燥耐性を向上させる。研究者らは、この分子が植物の成長に悪影響を与えず、農業でバイオ刺激物質として使用できる可能性があると指摘した。
研究者らは、この分子がKAT1チャネルを標的とし、気孔の開放を阻害することを発見した。このメカニズムは水分損失を減らし、乾燥耐性を高める。また、この分子にはアブシシック酸(ABA)のような望ましくない副作用がないことも指摘されている。
この発見は、気候変動による乾燥の増加に対する植物の耐性を高める可能性のある解決策を提供する。研究者らは、この分子の農業での使用に向けてさらに研究が必要だと強調している。
