香港大学のチームは、緑色水素生産で使用されるチタン部品の代わりに使える、非常に優れた耐食性を持つステンレス鋼を開発した。この新しい鋼は、海水ベースの水素生産に使用でき、構造材料のコストを40分の1に削減する可能性がある。

この鋼は、従来のステンレス鋼の耐食性の限界を超え、1700mVの電位下でも耐食性を保つ二重の受動化戦略で設計されている。これにより、この鋼は塩化物を含む環境、例えば海水中でも耐食性を発揮できる。

研究者たちは、この鋼の実験室での性能だけでなく、実用的な形態での使用も視野に入れている。現在、この鋼から作られたワイヤーはトン単位で中国の工場と協力して生産されており、再生可能エネルギー源からの水素生産においてより経済的な解決策を提供している。