研究者は、カプシドタンパク質を標的とする新型抗レトロウイルス薬VH-499の初のヒト臨床試験を完了したと発表した。23人のHIV-1陽性被験者を対象にしたランダム化二重盲検プラセボ対照のフェーズ2a試験で、薬剤はウイルス量の顕著な低下をもたらした。

VH-499は25mg、100mg、250mgの投与量で試験され、全被験者で投与量依存的なウイルス量の減少が観察された。プラセボ群では変化は見られなかった。研究者は、この薬剤がカプシド合成を阻害し、良好な耐容性を示し、CYP3A4酵素に重要な影響を与えないことを報告した。

試験はまだ初期段階で、23人という少ない被験者数のため、結果の一般化には限界がある。薬剤の開発は共同事業によって資金提供されており、この過程で企業関係者も研究に参加している。今後のフェーズ3試験では、VH-499の既存の長期作用型治療法との比較効果が明らかになる見込みだ。