台湾のバッテリーメーカーが、SMM Hamburg 2026展示会でIMMERSIO CTPという海洋バッテリーシステムを発表した。システムは各セルを液体中に保持し、高出力を実現しつつ安全性を向上させる。

この設計ではセルが電気を通さない誘電液に浸され、液体が熱を直接セルから取り除くことで熱逸脱リスクを低減する。同社は、パック‑イン‑セル構造が従来の海洋バッテリーに比べエネルギー密度を2倍にし、継続的に3C出力を提供できると主張している。

この技術は、台湾で開発されたゼロエミッションのPorrima P111とオーストリアのSmart IQという電動船にすでに採用されており、統合テストは2026年4月に完了した。より大型の船体でのスケールアップと長期的な熱安全性検証が、広範な導入の鍵となると見られている。