研究チームは、35種の北米の鳥で成鳥のメスの生存率がオスより低いことを報告した。この結果は最近、科学誌に掲載された。
チームは1992年から2018年にかけて集められた50万件以上の鳥の標識記録を分析し、メスの生存率が平均12.4%低いことを発見した。この差は、メスの成鳥後の平均寿命が1.36年、オスが1.61年であることから明らかになった。特に長距離移動する種や、オスがより多くの体脂肪を持ち、翼がより丸い場合にこの差が顕著になった。
研究者たちは、この性差の原因を完全に説明できていないが、エネルギー消費、卵の生産、鳥類におけるメスがZW、オスがZZの染色体構造などの要因が示唆されている。今後の研究では、この寿命差がハビタット喪失や気候変動などの大規模な脅威とどのように相互作用するかを明らかにすることを目指している。
