早朝に外出する人々は、日の出直前に東南東の低空に非常に明るい「星」を見ているが、この天体は実は10月24日に下合を経て夕方の空から朝の空へ移った金星だ。金星は毎日約3分早く昇り、12月17日までは太陽より3時間50分早く昇り、暗い空で2時間以上輝き続ける。11月29日には-4.9等級に達し、木星の12倍、最も明るい恒星シリウスの25倍の明るさとなり、光害のない田舎ではその影さえ見えるほど鮮明になる。
早朝の空に輝く「星」は実は金星
日の出の90分前に東南東の空に現れ、-4.9等級に達する金星が、11月末まで早朝の空で最も明るい天体となる。
01金星天体観測天文学早朝の空明るさ合