中国チベット自治区に建設中の大唐扎拉水力発電所の初の500メガワット級インパルスユニットの入口球形弁が、水圧試験を成功させた。この試験は、弁があらゆる条件下で設計通りに密閉して動作することを確認し、現場での設置と試験プロセスの完了を示した。
扎拉プロジェクトは、チベットで最初のメガワット級認可水力発電プロジェクトであり、中国の水力・風力・太陽光を統合した国家クリーンエネルギー実証拠点の中心的な電力源となる。
高圧水力発電所で重要な安全部品であるこの球形弁は、タービンへの水の流れを制御する。直径2.9メートル、9メガパスカルの圧力に耐えるよう設計され、重量は300トンを超える。東方電気公司によると、成功した試験は、弁が発電所の過酷な環境下でも安全に動作できることを証明した。
プロジェクトは、それぞれ500MWの出力を発生する2基のインパルス水力発電ユニットを搭載する。東方電気公司は、この500MW級高落差大容量インパルス水力ユニットの研究開発と実証を中国で唯一行っているプロジェクトだと強調している。この成功は、中国が高落差大容量インパルス水力ユニットの基幹部品における研究開発能力を新たな段階へ引き上げることになる。
