中国のLong March 7Aロケットは、8月10日、海南島の文昌宇宙基地から打ち上げられ、85秒後に爆発した。アマチュア映像は、爆発が東部標準時午前8時頃(UTC 12:00)に起きたことを示している。中国当局は事後にコメントを出さず、爆発が異常によるものか、飛行終了システムの作動によるものかは不明のままである。
ロケットの搭載ペイロードはZhongxing-4Bと呼ばれ、軍事通信に使用されるZhongxing衛星群の一部とみなされている。Long March 7Aは静止軌道向けに設計され、従来のLong March 3Bロケットと併用されている。ロケットは2020年3月の初飛行でも爆発したが、その後は複数の成功飛行を遂げている。
この失敗が、8月24日に予定されているChang’e-7月の南極への着陸ミッションなど今後のミッションに与える影響はまだ不明である。ロケットの主エンジンと側推力は、Long March 5でも使用されたYF-100ケロロックスエンジンで駆動されている。Long March 7はTiangong宇宙ステーションへ8か月ごとに貨物を輸送するために使用され、最新の打ち上げは5月に行われた。
