中国船舶工業集団(CSSC)は7月21日、ギニアのシマンドウ鉄鉱石鉱床向けに設計された5隻の自己卸載船の初船「Wontanara」を引き渡した。この船は4万6100トンの積載能力を持ち、沿岸の浅水域で運用可能な最大かつ最速の自己卸載船として初めて運用される。船は沿岸の浅水域で鉄鉱石を大型海運船に転送するため設計された。
船の時速1万3228トンという卸載速度は、従来の記録を71%上回り、新たな業界基準を確立した。この速度で5隻が協力すれば、20万トンの大型船を24時間以内に完全に満たせる。船は後退航行が可能で、狭い水域での旋回を削減する。ディーゼル電気推進システムと自動化により、少数の乗組員で運航できる。
「Wontanara」は2025年5月に揚州の造船所で建造を開始し、14か月で完成した。初船と2番目の船は今年5月と6月に進水し、2番目の船は10月に引き渡される予定。全5隻は2027年半ばまでに全機が就航し、シマンドウプロジェクトの海上輸送で重要な役割を果たす。
