2026年7月29日に撮影された望遠鏡画像では、周期彗星10P/テンペル2がメシエ30球状星団(M30)と空で接近した。画像はNASAの天文学の日公式画像として2026年8月8日に公開された。この画像は、彗星のぼんやりした緑がかったコマと、背景にある濃密な星団を示している。

画像では、テンペル2の細い軌道トレイルがM30を通過しているように見えるが、実際には球状星団は28,000光年離れており、彗星はわずか3.5光分の距離にある。メシエの18世紀のカタログでは、夜間移動しない物体をリストし、彗星と区別することを目的としていたため、M30のような物体は「彗星でない」物体として記録されていた。

メシエの望遠鏡で観測された場合、テンペル2とM30は同じような淡いぼんやりした外観を示すため、魅力的な違いを区別することは難しかった。画像は、現代の望遠鏡の高解像度で2つの物体の実際の距離差を強調し、将来の観測で類似の接近を追跡するための参考を提供している。