Appleの新しいバグバウンティプログラムのポリシーにより、Bynarioの研究者が報告した200万ドル相当のmacOSの悪用が遅れる事態となった。研究者らは、AppleがAI生成の疑わしいバグ報告と戦うために導入したクォータシステムにより、実際の悪用の報告が阻害されたと指摘している。

Bynarioの7人組のチームは昨年、Appleに8つの悪用を報告したが、今年はChatGPTを使って3週間で50以上の悪用を発見した。これらの悪用のうちの1つはCVE-2026-43760として追跡され、macOSのスクリーンシェアリングにある古いVNCパスワード認証の脆弱性を狙っていた。この悪用により、VNCビューアは保護されたファイルを読み取り、ルート権限でコマンドを実行できるようになった。

Appleの新しいクォータシステムにより、実際の悪用の報告が阻害されたが、同社はBynarioと連絡を取り、クォータシステムを変更した。Appleの最新のセキュリティアップデートでは、iPhone、Safari、App Store、macOSカーネルなど、Apple製品全般で約200の問題が解決された。