第2巻は、ケビン・ヤマガタの1949年日本での冒険を起点に、蝶のシンボルが古代ユダヤ、1959年公民権運動期のニューヨーク、戦国時代の日本で果たした役割を描く。

ケビンが生み出したキャラクターが、いまや弟子のチャック・カルキンによって商業フランチャイズへと転換され、タクシー運転手ランディにとって「道しるべ」となり、さらにはユダがイエスを引き渡す瞬間を導いたとまで語られる。

シンボルが人類を導く存在であると同時に操る存在でもあると提示されるこの構造は、読者にシンボルの真の目的を問い直させる。