BTQ TechnologiesとITRIは、量子コンピュータの脅威に対抗する新しいチップアーキテクチャQuantum Compute-in-Memory(QCIM)の第一段階を28nmプロセスで成功裏に完了した。このアーキテクチャは、暗号処理をメモリサブシステムで実行し、データ転送、遅延、消費電力の削減を目指す。

QCIMは、FIPS 203、204、205などNISTの量子後暗号標準に適合したアルゴリズムを高速化すると同時に、変化するセキュリティ要件に対応できるよう設計されている。このアーキテクチャは、軍事システム、産業機器、自動車技術、IoTデバイス、AI関連インフラなどの分野での適用が可能だ。

現在、モジュールレベルでの統合、検証、バリデーション段階にあるQCIMは、2024年末までに選定された顧客と戦略的パートナーへテストチップを提供する予定だ。