新たな研究で、腸と口腔の微生物レベルとサイコパス的人格特性に関連があることが示された。研究者は、Allisonella、Prevotella、Cloacibacillus evryensis といった特定の微生物のレベルが高いほど、個人のサイコパス傾向が増大する可能性があると指摘した。ただしこの結果はまだピアレビューを経ておらず、因果関係は証明されていない。

研究では、200人の健康な成人参加者から採取した血液、唾液、糞便サンプルを分析した。個別に微生物の多様性を検討したところサイコパスとの明確な関連は見られなかったが、参加者間で比較した結果、上記三種の微生物が多い人はサイコパス的特性を示す可能性が高いことが判明した。

研究者は、これらの微生物が炎症を促進したり感情処理に影響を与えたり衝動制御に関わるシステムに関与することでサイコパス傾向に寄与する可能性があると指摘した。ただしこの知見はさらなる研究が必要であり、まだピアレビューを経ていないことを忘れてはならない。