CloudflareはAIを活用したコードと仕様チェッカーで23万件以上の標準違反を検出し、1万6千件のマージを阻止した。このシステムは、同社の共通エンジニアリングガイドであるCloudflare Codexを使用し、コードレビュー、技術設計、インシデントレポートなどのプロセスで標準への準拠を確認している。CodexはRFC形式で作成され、SHOULD/MUSTを含む標準をAIエージェントが簡単にアクセスできるJSON構造に変換し、関連するRFCを迅速に検索できるようにしている。

チェッカーはRFCのステータス(approved/enforced)に基づいて違反をブロックできる。例えば、enforcedステータスのMUST違反はマージを停止させる。同社はこのシステムをさらに発展させ、リンターのサポートやローカル実行オプションなどの代替手段も提供している。また、仕様とインシデントレポートのチェッカーで、設計段階とインシデント後の分析でも標準への準拠を確保している。

CloudflareはCodexをSDLCの全段階に展開し、AIエージェントの問題検出と修正能力を向上させることを目指している。さらに、製品、セキュリティ、コンプライアンスなど他の分野でも標準を追加し、AIエージェントの範囲を拡大している。