米連邦地裁のアラセリ・マルティネス=オルグイン裁判官は、12州の検察官が提出した申し立てを一部認めて、パラマウントとワーナーブラザーズディスカバリーの合併を14日間一時停止した。裁判官は、この合併が市場シェアの観点から反トラスト法に違反する可能性があり、競争環境に恒久的な損害を与える恐れがあると指摘した。

カリフォルニア、ニューヨーク、ワシントンなどの州は、合併がメディア業界に「巨大企業」を生み出し、雇用削減やデータ共有といった取り返しのつかない結果を招く可能性があると主張した。裁判所は8月3日に一時差止命令に関する審理を予定している。

パラマウントは9月30日までに合併が完了しなければ、ワーナーブラザーズの投資家に数億ドルを支払う義務を負う。しかしカリフォルニア州検事総長のロブ・ボンタは、この財政的負担はパラマウント自身の選択によるものであり、規制プロセスの期間は事前に明らかだったと強調した。