フランスのブルトーニュ地方にあるコエビー墓地の「TRED30」と「TRED31」と呼ばれる2つの巨大な土塚には、人間の形をした石造物が内部に存在する可能性があると推測されている。これらの土塚は長さ50~80メートル、高さ1.8メートルである。研究者たちは電気抵抗マッピング法を用いて、土塚の中心部に石造物の存在を確認した。この方法は、土壌の電気伝導率を測定し、その下にある固体の石造物の位置を特定するものである。
TRED30の土塚では、深さが増すにつれて抵抗が増加する信号が検出され、深部に大きな石造物が存在することを示唆している。一方、TRED31の土塚では、地表近くに石造物が存在することが確認された。これらの造物は、コエビー墓地の他の土塚で見つかる人間の形をした石造物に似ている。しかし、これらの造物の正確な位置と目的は、まだ完全には明らかになっていない。
研究者たちは、これらの土塚を完全に発掘し、内部の謎を解明したいと考えている。しかし、これらの土塚の保護が必要なため、完全な発掘はまだ許可されていない。これらの土塚は、コエビー墓地の他の土塚とともに、この地域の歴史と文化を理解するための重要な資源となる可能性がある。
