中国のiSpace社は、再使用可能ロケット技術の開発のためにEシリーズ資金調達の第1段階を実施し、14.8億円(約148億ドル)を調達した。これは、Hyperbola-3ロケットの開発と製造のための資金となる。また、Focus-2メタンス液体酸素エンジンの生産能力の向上、海上回収インフラの開発、重量級ペイロードロケット技術の前向き研究も、この資金調達の対象となる。
Hyperbola-3ロケットは、低軌道に8.5トンのペイロードを輸送可能な、全長69メートルの2段式ロケットとして計画されている。同社は、2026年末までにロケットの初飛行を実施し、初段の回収も計画している。また、iSpaceは、Hyperbola-3ロケットの初段の回収のために特別に設計された回収船「Interstellar Return」を開発中である。
iSpaceは、2019年にHyperbola-1固体燃料ロケットで中国の民間企業として初めて軌道に到達した。しかし、このロケットの最後の飛行は2025年に実施され、同社はLandspaceやGalactic Energyなどの競合他社と競争している。iSpaceは、2027年後半にSTAR Marketで上場を計画している。
