カリフォルニア州のSuisun Cityは、911転送や警察・消防の通信などのサービスに影響を与えたマルウェア攻撃を受け、全ネットワークを遮断して緊急事態を宣言した。攻撃は8月7日5時45分頃に開始され、市の人口3万人に影響を及ぼした。市は脅威を封じ込め証拠を保護するために全ITネットワークを遮断したが、緊急通報と応答は途切れずに継続した。

市は、緊急事態宣言により緊急支援への迅速なアクセスと救助費用の支払いが確保できると述べた。緊急事態作業センターが稼働し、FBI、Homeland Security Department、カリフォルニア州知事緊急サービス局が調査と復旧作業を支援している。市のITシステムは、攻撃者を検知した際に自動的に遮断されるよう設計されている。

現在、市民にとって最大の影響は、水道料金の支払いや許可証の処理といった一部のオンラインサービスが利用できないことだ。市は使用されたソフトウェアや情報が盗まれたかどうかはまだ特定できていないと述べた。小規模自治体は、基礎サービスを大企業の予算なしで運営しているため、ハッカーの標的となりやすくなっている。