Mesa 26.2リリースでは、オープンソースのユーザーランド3Dドライバーに重要な機能更新が行われた。このリリースの目玉は、NVIDIA NVK VulkanドライバーへのVK_EXT_mesh_shaderサポートの統合だ。また、Zink OpenGL-on-VulkanとRusticl OpenCLプロジェクトでも進展が見られた。

開発過程で、Intel ANVとAMD RADVドライバーにさまざまな最適化が施され、Vulkan Videoサポートが継続された。KosmicKrisp Apple MetalドライバーはVulkan 1.4レベルに達した。新しいKRAIDコンパイラーがArm Mali Panfrost/PanVKドライバーに追加され、AMD GFX12.1グラフィックサポートの初期作業が開始された。多くの新しいVulkanとOpenGL拡張機能が統合され、例えばVK_EXT_shader_uniform_buffer_unsized_array(PanVK)、VK_KHR_shader_constant_data(RADV)、protectedMemoryサポート(RADV/GFX10+とVEGA10)、VK_KHR_performance_query(RADV/GFX11)などの機能がドライバーで有効になった。

ただし、一部の新機能は特定のドライバーでのみ利用可能で、実験段階にある。例えば、Gammaツールは現在RADVのみで動作する。古いRadeon R600gとR300gドライバーもバグ修正を受けたが、機能サポートは限定的だ。Mesaチームは、これらの改善が広く利用されるためには、さらにドライバーの互換性と安定性の向上が必要だと強調している。