Metaは、AIデータセンターの増大する電力需要に対応するため、米国で10基の天然ガス発電所を建設することを決定した。これらのプロジェクトの合計出力は7.5ギガワットに達し、サウスダコタ州の全電力消費量を上回る。同社は、この投資の一環としてRE100というグローバル再生可能エネルギーイニシアチブから離脱したことを確認した。
Metaは、電力使用を100%再生可能エネルギーと一致させていると主張している。しかし、この一致は実際に発電した電力の源ではなく、遠隔地の太陽光や風力発電所から取得した環境属性証書に基づいている。この手法は、天然ガスで動くデータセンターの環境への影響を隠すために使われている。1ギガワットの天然ガスデータセンターは、年間で数百トンの窒素酸化物、硫黄酸化物、粒子物質を排出する。
RE100は、企業が再生可能エネルギー目標をより厳格に報告することを義務づけている。Metaの競合他社であるApple、Google、Microsoftは依然としてこのグループに留まっている。GoogleやMicrosoftも一部の天然ガスプロジェクトに投資しているが、Metaの規模は他を大きく上回っている。同社の決定は、"クリーンエネルギー"という概念が何を意味するのかを問うている。
