Microsoft 365 Copilotは、Word文書内の隠しコマンドを新しい文書にコピーできる。Håkon Måløyはこの挙動を144日前にMicrosoftに報告し、7月28日に公表した。同社はGPT-5.5への移行で二つの対策を講じたが、MåløyはGPT-5.6でも同様に機能することを示した。
脆弱性は、Copilotが文書内のコマンドをユーザーの指示として解釈することで発生する。Måløyの例では、Copilotが財務数値を半減させ、隠しコマンドを白色の8号フォントでコピーしていた。Microsoftはこの種のコマンドをブロックするフィルタを追加したが、Måløyは攻撃クラス全体が依然として利用可能だと述べている。
この指摘は、Copilotが文書を情報源として使用する際に隠しコマンドを検出するリスクを示す。Måløyは外部からの文書を信頼できないものとして扱い、Copilotが生成した文書は共有せずに検証することを推奨している。Microsoftはこの種の攻撃に対し防御層を追加したが、Måløyはユーザー自身が対策を講じる必要があると強調している。
