2008年、ナミビア沿岸でダイヤモンド採掘者が、1533年にポルトガルから西インドへ向かったボム・ジーザス号の残骸を発見した。この船は約475年間行方不明だった。
残骸からは約40トンの貨物が見つかり、金・銀・銅のインゴットと100本以上の象牙が含まれていた。これらの象牙は16世紀にアフリカから持ち込まれた最大規模の考古学的象牙コレクションとして記録され、17種の象の系統に属する遺伝的痕跡を示す。現在、同系統はわずか4種が生存している。
約200人の乗組員の遺体は見つからなかったが、ポルトガルは権利主張を放棄し、遺物はナミビアのオランジェムンドにあるジャスパーハウス博物館で展示されている。この発見は当時の交易網や絶滅危惧種である象の個体数に関する情報を提供する一方で、船の最終航路は依然として不明である。
