スマートリング市場が混迷を深める中、Ouraは9月3日に新規株式公開(IPO)を申請し、首位維持に動き出した。フィンランド企業の売上高は6月30日までの9カ月でほぼ倍増し、12億1000万ドルに達した。同社は360万台のリング販売と500万人の会員を収益基盤としている。

Ouraの上場は「Oura Ring 5」の発売と時を同じくして行われた。しかし、Circular、RingConn、Ultrahumanといった競合は、タッチ決済、触覚アラート、デバイス上でのソフトウェア実行といった新機能を打ち出し、首位を脅かし始めている。Ultrahumanは米国での販売差し止め命令を受けて事業を立て直し、「Ring Pro」で市場に復帰した。

Samsung Galaxy RingやDreameといった新規参入者も選択肢を広げている。市場は、ユーザーが求める「画面のない健康管理」と最新スマート機能のバランスをどう取るか模索している。