コスタリカのアレア・デ・コンセルバシオン・グアナカステ(ACG)地域で行われた研究で、熱帯の昆虫が上昇する気温に対する耐性が低下していることが明らかになった。研究では、100種類以上の種子昆虫の耐熱性と耐寒性を調査し、高地に生息する昆虫はより冷たく安定した環境に適応しており、気温の上昇に伴いその耐性に限界があることを示した。
この研究は、1967年にダニエル・ジャンゼンが発表した「なぜ熱帯の山峠はより高いのか?」という論文で提唱された考えを支持している。ジャンゼンは、熱帯の生物種は比較的安定した気候で生息しているため、熱的耐性が狭いと主張していた。今回の研究はこの考えを裏付け、熱帯の昆虫の熱的耐性が高地で狭まっていることを示している。
研究は、標高1,500メートル(4,900フィート)の勾配で行われた。研究者たちは、ボルカン・カカオの8つの異なる標高から種子昆虫を採集し、その耐熱性を測定した。その結果、異なる標高で異なるリスクがあることが示された。
