東京理科大学の研究チームは、セラミック材料の探索を加速する方法を開発した。この方法は、セルロースナノ繊維(CNF)分散体を使用し、セラミック粉末を簡単に混合し、異なる比率のセラミック複合材料を作成できる。これにより、新しいセラミック材料の探索に必要な時間と労力を大幅に削減できる。
この新しい方法は、従来のセラミック加工方法に比べて時間と労力を大幅に削減する。研究者らは、バリウムチタネート(BaTiO3)などの既知の誘電体セラミックの品質を維持しながら、この方法の有効性を証明した。さらに、バリウムチタネート–ストロンチウムチタネート固溶体や、三元バリウムチタネート–ストロンチウムチタネート–カルシウムチタネート系などの複雑な材料システムでも成功的な結果を得た。
この方法は、誘電体材料の探索に迅速なスクリーニングを提供し、30°Cから125°Cの範囲で高い誘電率を維持するBa0.55Sr0.15Ca0.30(Ti0.91Zr0.09)O3などの材料の特定を可能にした。この方法は、電子機器やその他の応用分野での機能性材料の探索を加速できる。
