ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、数百万年も古いIRS 3星がSagittarius A*近くで塵と水を生成し、さらにそれらを維持できることを示した。これは、Sagittarius A*近くの星々の塵生成が想定されていたよりも頑丈であることを示している。

IRS 3星は1万天文単位の塵のエンベロープに包まれており、このエンベロープ内では1200ケルビンから100ケルビンまでの温度変化が観測されている。ウェッブのMIRI装置は、IRS 3がケイ酸塩塵と水を含む化学構造を持っていることを示した。

この発見は、銀河中心が想定されていたよりも危険性が低く、星々がこの地域で塵生成を継続できることを示唆している。IRS 3の年齢は7200万年と推定され、太陽の6倍の質量を持っていると考えられている。