Space.comの記者が初めて体験した皆既日食は、2026年8月12日にスペイン中部のValoria la Buena村で行われた。記者はDinamik Tutulma Yayını(DEB)プロジェクトの一環として、市民科学者のグループと共に現地に滞在し、宇宙機関のライブ放送にデータを提供する作業に従事した。
チームは太陽コロナを記録するために、特別なソーラーテレスコープとサンフィルターを使用した。全食の暗黒時間は1分37秒で、太陽は地平線上にわずか10度しか上がっていなかった。激しい夏の暑さのため、ファンのないノートパソコンを冷却する自作の冷却ブロックを、凍らせたタオルとアルミホイルで作成した。
天候は晴天で、予想されていた森林火災の煙のような障害は発生しなかった。地元のカトリック司祭が、皆既日食を記念して村で特別な儀式を執り行った。これらの観測は、2027年に予定されている次回の皆既日食までのコロナデータ解析の基礎となる。
