スーパーで大西洋イワシ缶の代わりにサバ缶が販売されるケースが広がっている。大手缶詰メーカーのPrinces社は、大手スーパーチェーン向けに大西洋イワシの在庫減少を理由に、製品をサバ缶へ切り替えている。

報道によると、サバは大西洋イワシに比べてオメガ3脂肪酸が半分、ビタミンB12が3分の1程度しか含まれておらず、消費者の健康への懸念が生じている。Princes社は昨年10月、全缶詰製品をサバ缶へ切り替えたと発表したが、「注意書き」ラベルを付けていたにもかかわらず、消費者が気づかないケースがあるという。

Lidlはプライベートブランドとしてサバ缶を販売している。Which?のスー・デイビーズ氏は、「原材料の変更を隠してコストを削減することは、消費者を欺く可能性がある」と警告している。イワシ資源が3分の2以上減少し、MSC認証を失ったこと、「マッコウリ戦争」として知られる国際的な漁獲枠紛争の後で、この切り替えが行われている。