暗号資産ハードウェアウォレットメーカーのTrezorは、サードパーティーのメールプロバイダーが侵害されたことを受け、ユーザーにフィッシング攻撃への警戒を呼びかけた。影響を受けた顧客には、STM32マイクロコントローラにおける「hardware microcontroller vulnerability(ハードウェア・マイクロコントローラの脆弱性)」によりシードがブルートフォース攻撃の危機にさらされていると主張する「critical security alert(重大なセキュリティアラート)」と題したメールが送信された。同社は、侵害の調査を進めており、攻撃を阻止するためにドメインの対策を講じたことを明らかにした。

また、8月にはShipMonkが、物流プロバイダーの侵害により顧客の注文データ(氏名、配送先住所、メールアドレス、電話番号)が窃取されたと発表した。当初、約1万4000人の顧客が影響を受けたとされていたが、金曜日の更新でさらに6万7000人のEU顧客が影響を受けたことが判明し、合計は8万1000人に上った。

この侵害は、ブラジル、コロンビア、イタリア、ポルトガル、スウェーデン、英国から注文した顧客にも影響を及ぼしている。攻撃者はMetabase分析プラットフォームの脆弱性を悪用してデータにアクセスし、さらにShipMonkは「Leak Gang(リーク・ギャング)」から警告メールを受け取った。