ZWO Seestar S30 Proは、屈折望遠鏡、モーター駆動マウント、二重カメラ、画像処理ソフトを一体にした携帯型システムだ。カメラバッグに収まるサイズで、スマートフォンアプリで完全に操作できる。電源を入れると自動で空を認識し、対象を追尾、長時間露光画像を合成して詳細な深宇宙写真を生成する。
この機器は特に光害の強い地域で効果を発揮する。メインカメラはSony IMX585センサーを搭載し、8.3MP解像度で深宇宙天体を撮影。補助の広角カメラは空のアライメントを支援する。赤道儀(EQ)モードでは追加の三脚ヘッドを使用することで、より長い露光が可能になり、弱い天体の細部を引き出すことができる。
惑星撮影は制限される。惑星は小さく、詳細が乏しく見える。一方、月やいくつかの星雲(M42、M51、M13など)は非常に鮮明な結果を出す。内蔵128GBストレージは長時間セッションで急速に満杯になる。アプリは夜間の計画撮影用にプランモードを提供し、FITSファイル出力で外部処理を可能にする。
