天文学者は、量子力学の最も奇妙な側面の一つを証明したかもしれない。空間で光の振る舞いを変える「真空二重屈折」現象だ。これは90年前にワーナー・ハイゼンベルクによって予測されていた。研究者たちは、宇宙で最も強力な磁場を持つマグネターと呼ばれる稀な中性子星を使い、この量子の謎を解こうとした。

マグネターの磁場は、この量子効果を観測するのに十分な強さがある。マーカス・ロウアー博士らのチームは、NASAのIXPE望遠鏡で1E 1547と呼ばれるマグネターを観測した。観測結果は、この星の磁場と回転軸がほぼ揃っていること、そして理想的な観測位置を提供していることを示した。

この発見が確認されれば、量子物理学が最も極限の環境でどのように機能するかを理解する手がかりになる。ロウアー博士は、この発見がハイゼンベルクが90年前に始めた探求を完結させる可能性があると話した。