Appleは2026年7月3日、Hide My Emailサービスのセキュリティ脆弱性を修正した。この不具合により、ユーザーが生成した一時メールアドレスに届いたスパムと判定されたメールが原因で、実メールアドレスがメールサーバーログに露出していた。問題は2025年6月13日に発見され、複数回の修正試みが行われたが、最初の完全な修正は7月になってようやく実施された。

この影響は、スパムフィルターによって自動的に拒否された正当なメールに対して特に顕著だった。ユーザーがスパムフォルダを確認しなければ、この事象に気づくことはほとんどなかった。セキュリティ研究者は、こうした漏洩がどの程度頻繁に発生していたかを正確には把握していないと指摘している。

Appleはこの問題を1年間修正せず、ユーザーにも通知しなかった。この対応は、Hide My Email機能のプライバシー約束を違反したとしてクラスアクションを引き起こした。脆弱性は修正されたが、2026年7月7日以前に作成されたアドレスがログに記録されていた可能性は依然として残っている。